身近な発明品
発明品が身近ないろいろなところで存在しているのはご存じでしょうか。
そんな身近な発明品のうち、日本で発明されたものをいくつか紹介したいと思います。
洗濯機のゴミ取りネット
今では当たり前についている洗濯機のゴミ取りネット。
これって、普通の主婦の方が発明したんです。
発明した主婦の方は、洗濯機で洗濯すると細かい糸くずが出て、これが衣服にくっついて取るのが面倒だったそうで、そこで、糸くずがくっつかなくなる方法を考えました。そして、図のようなゴミ取りネットを発明したそうです。
この発明は特許になっていて、その特許のロイヤリティーが数億円とも言われています。
このようなちょっとした主婦のアイデアが今ではどの洗濯機にもついているってすごくないですか?
日常で何か不便に感じていることや、こういうの合ったらいいな~って思うものがあったら、紙に書いて形にしてみるのも良いかもしれませんね。
もしかしたら、それで億万長者になれるかもしれません。
インスタントラーメン
日本発祥の大発明、インスタントラーメンです。
ラーメン自体は中国発祥と言われていますが、インスタントラーメンの生みの親は、日清食品の創業者である安藤百福さんです。
「チキンラーメン」は、1958年8月25日、世界初の即席麺(そくせきめん)として登場しました。
開発したきっかけは、戦後間もない頃、アメリカから援助されていた小麦をパンやビスケットではなく、日本人が好む麺類したらどうかというところからだそうです。
そして、1957年に、美味しくて飽きがこない味にすること、家庭の台所に常備できる保存性のあるものにすること、調理に手間がかからないものにすること、値段を安くすること、安全で衛生的なものにすることを目標に開発をスタートして、 1958年に「チキンラーメン」が完成しました。
カップラーメンを含むインスタントラーメンは、もう国民食って言っても過言ではないですね。
QRコード
最近では、使わない日はないといえるほど、頻繁に使われているQRコード。
QRコードは、日本の株式会社デンソーウェーブが1994年に開発したものです。コードが早く読める(Quick Response)コードから、QRコードと名付けられました。
当初は、製品管理などを目的として開発されたそうで、それまで主流だったバーコードよりも多くの情報を伝達することができるそうです。
QRコードは、切り出しシンボルによるファインダパターンを採用しており、コードの定位置に特徴的な模様を入れることで、迅速に誤りなく検出できるように工夫がされています。
ちなみに、図のQRコードを読み込むと、弊所のHPにアクセスできます(笑)